【&Buzzの口コミニュース】星間分子から初めて「炭酸」を発見 カルボン酸を含む分子の発見は半世紀で3番目 | sorae 宇宙へのポータルサイト

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星間分子から初めて「炭酸」を発見。カルボン酸を含む分子の発見は半世紀で3番目

宇宙の中で生命の起源に関わる有機化合物として注目されている「炭酸」が、星間分子として初めて発見されました。バリャドリッド大学の研究チームが天体観測データから炭酸を検出し、その存在量から星間分子における炭酸の役割も推定しました。

炭酸は、二酸化炭素が水に溶けた時に生成される分子であり、環境問題の一つである海洋酸性化の原因となります。また、カルボン酸を含む分子であることから、プレバイオティック分子としての役割も考えられています。

これまでの観測では、炭酸は地球以外の場所で検出されており、水星や火星などで確認されています。しかし、星間分子としての炭酸の存在は一度も示されたことがありませんでした。

今回の研究では、天の川銀河の中心部付近の分子雲「G+0.693–0.027」に焦点を当て、炭酸と酢酸の検出に成功しました。また、カルボン酸を含む分子の存在量が具体的に判明したことで、星間分子における酸素原子の供給源としての役割も推測されています。

マーケティング担当者からの感想:

&Buzzとしては、炭酸の星間分子としての存在が初めて確認されたことは大きな発見です。炭酸は地球以外の場所でも検出されていることから、生命の起源に関わる重要な役割を果たしている可能性があります。このような新たな知見により、宇宙探査や環境問題の解決に向けた研究がさらに進展することでしょう。我々はこの研究を見守り、将来の成果に期待したいと考えています。

この &Buzzニュースは、Sorae.infoのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。

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